肴町の風景 -小原写真館・平船精肉店
盛岡の中心地・肴町商店街。 観光スポットでもない生活圏の、ごく日常の風景にこんな素敵建築がひょっこり現れたりします。 閉店して久しい「小原写真館」。 看板建築とはいえ、角地に建っているので側面まで装飾がしっかり施されています。人魚のレリーフや右上の装飾がアールデコっぽい。盛岡で東京都庭園美術館のような(?)アールデコ風装飾を目にするとは思いませんでした。...
View Article【洋画家・松本竣介。創作と思索の源「アトリエの時間」を展示室に】クラウドファンディング募集中
松本竣介のコレクションで知られる桐生市の個人美術館・大川美術館が、来る10月の特別企画展示「洋画家・松本竣介...
View Article梅しごと2018
もう三週間ほど前になりますが、今年も梅酒を仕込みました。 今年の青梅はほんのり色づいて甘~い香りがするので、お酒もコクのあるものを…と思い、ブラックニッカの1800mlボトルを購入(内1500mlを使用)。ホワイトリカーに比べて氷砂糖は若干少なめにしおいて、ウィスキーの風味を味わえたら…と目論んでいます。...
View Articleヒドリノトキハナミダヲナガシ
(ゴーシュさんへのお土産です)9日ぶりの振替休日。気象庁が「災害」と表現するほどの猛暑での連続勤務はさすがにキツかったけれど、しっかり食べて早寝していたせいか、なんとか生きてます。週末は勤務調整で4連休になるし。それにしても、大雨による被災地の状況や野菜の高騰(どれも6~7割増し)の報道を見ていると、宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』を連想せずにはいられない。今の気象状況、当時だったら「飢饉」といえるのでは...
View Article長谷川利行展 七色の東京(府中市美術館)
酒に溺れ、ドヤを渡り歩くその日暮らしのなか路上でキャンバスに向かい、看取る人もないまま養育院で没した長谷川利行(1891-1940)。 東京会場(府中市美術館)はすでに会期終了したけれど、代表作を含む140点でその画業全般を俯瞰した充実の内容。私にとっては今年ベスト5に入るであろう企画展でした。府中市美術館(画像はInternet Museumより引用) 「自画像」(1925 油彩・カンヴァス)...
View Article千年前のかき氷
今年初のかき氷。 お気に入りの本屋さんで、一日10食限定で提供している季節メニューです。生姜シロップとか甘さ控えめなラインナップで、迷った末に選んだのが蜂蜜すもも。 最近流行りのインスタ映えしそうなメガ盛かき氷のボリュームはない代わり、氷の山が崩落することなく、甘く涼やかな氷をゆっくり味わえました。李とブルーベリーの爽やかな酸味が暑さを癒してくれます♪...
View Articleモネの「うつろひ」
横浜美術館「モネ それからの100年」展で買ったお菓子。鍵膳良房がモネの庭をモチーフに作った、特製和菓子です。 中身はなるほど、モネっぽいカラーリングの干菓子。京都のお菓子は遊び心というか余裕が感じられるのがさすが!...
View Articleもうすぐ
以前、このブログでも紹介した「洋画家・松本竣介 没後70年アトリエ再見プロジェクト」のクラウドファンディング成立のお礼に招待券が送られてきました。 かつて落合にあった竣介のアトリエ『綜合工房』を、大川美術館の展示室に再現するプロジェクト。...
View Article美女の薬入れ
2016年の「ボッティチェリ展」で買った、飴ちゃんのケース。『美しきシモネッタの肖像』(丸紅コレクション)。モデルの女性は、ボッティチェリのパトロンであるロレンツィオ・ディ・メディチの弟・ジュリアーノの愛人シモネッタ・ヴェスプッチ。ルネサンス期フィレンツェの絶世の美女で、『ヴィーナスの誕生』『ヴィーナスとマルス』のモデルといわれています。しかし、美女薄命という言葉どおり、23歳の若さで肺結核で亡くな...
View Articleああ酒、肴・・・
書庫のタイトルどおり、お酒といえばやまねこ、やまねこといえばお酒というくらい酒を愛する私。かつて金沢旅行の〆は、駅ナカの黒百合で萬歳楽の熱燗とおでんで一杯いただいてから北越号に乗ったものでした。最近では、盛岡の「よ市」かフェザンでベアレンビールを飲まなきゃ旅が終わった気がしないくらい。もちろん、家では晩酌のビールがルーティン。それが、今年の健診でいきなりの体重増加。周囲から「ある日突然ガタッとくるわ...
View Article秋の夜長
ゴッホ「夜のカフェテラス」(1888) 3年前に結婚と転居、部署異動という三大転機が重なって、生活環境の変化への適応にエネルギーを割いたせいなのか、気がついたら生活習慣も大きく変わっていた。...
View Article「松本竣介 アトリエの時間」(大川美術館)
訪問から少し時間がたってしまいましたが、遠路はるばる大川美術館まで行ってきました。(※大川美術館の許可を得て撮影しています) 「松本竣介 アトリエ再見プロジェクト」で、展示室の一画に設けられた竣介のアトリエ「綜合工房」です。 竣介の次男・松本莞氏の監修で、床から再現するとは聞いていたけれど、実際に展示コーナーに立つと思っていた以上に雰囲気があってよかったです。...
View Article「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」(文化村ミュージアム)
20℃超だった初旬の暖冬から一転、急激に冷え込んだ都内。凍える夜にふさわしい美術展に行ってきました。 渋谷の雑踏には、年々ついていけなくなってきています。昔、NHKホールの終演後に渋谷駅まで一緒に帰ってくださった方が、雑踏をものともしない私に感心していましたが、いつの間にか私も「感心する側」になっていました…。...
View Article「ムンク展」(東京都美術館)
クリスマスイブの晩に、「ムンク展」観に行ってきました。実は11月上旬にも行ってきたのですが、なかなか休みが合わない夫が観たいと言うので、再訪と相成りました。 予想通り会場はふだんより平均年齢若め&カップルだらけで、展示室に入るまでに大行列で10分待ち。クリスマスデートにふさわしい展示かといえば微妙でしたが…。...
View Articleチリコンカーン♪
待ちに待った冬休み♪御用納めまでピリピリした毎日だったので、三連休は美術館やお気に入りの珈琲屋さんに行ったりして、だいぶストレス解消できました。 私は貧乏性なのか、常に何かしていたいタイプ。家にいるときは日頃はなかなかできない料理(主に煮込み系など時間のかかるもの)を作るのが好きだったりします。...
View Articleハーブ塩豚のポトフ
今日は年末恒例の窓拭き&エアコンのフィルター掃除。 普段はいわゆる主婦雑誌は読まない私ですが、インフルエンザの予防接種に行ったクリニックの待合室に置いてあった「ESSE」12月号が充実の内容でビックリ。(さすが主婦雑誌、コスパ高い!)特に別冊の大掃除特集が秀逸で、読んでいるだけでもう立派な主婦に「なれた」気分。立派な主婦に「なろう」と思う前に完結してるのが やまねこだけどね!(笑)...
View Article「ソフィ カル 限局性激痛」原美術館コレクションより(原美術館)
東京に初雪の降った翌日、ソフィ・カル「限局性激痛」の再現展に行ってきました。1999年に原美術館で開催された個展「限局性激痛」をフルスケールで再現したものです。 早くも2019年のmy best exhibitionになりそうな予感とともに、かなり「刺さる」というか疲労感を覚えた展示でした。...
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